Dr.トーマス>猫に対するアレルギー |
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ペットに対するアレルギー?私のボーイフレンドはネコアレルギーです。でも私は、ボーイフレンドとネコとどっちもあきらめられません。何か良い解決策はないでしょうか。 ネコに対してアレルギー症状を起こす人は、実際にはネコの皮膚に付着しているタンパク質に反応を起こしています。 Fel dlと呼ばれているこのタンパク質は、ネコの皮脂腺と唾液腺でつくられ、人間にくしゃみを起こさせます。ネコが自分の毛をなめることにより、このタンパク質がフケの中に蓄積していくのです。 大半のネコは、イヌほど規則的にシャンプーをされません。 ですから、ネコの皮膚にはこのアレルギー源(アレルゲン)がどんどん蓄積され、それがくしゃみをさせているのです。品質の良い低刺激性シャンプーでネコを毎月洗ってやれば、やがて問題はなくなるはずです。 この問題に関して、ある有名な医大でビタミンA誘導体が皮脂腺の活動を静止させてネコアレルギーを解消する研究が行われました。実験ではネコを2つのグループに分け、片方にはビタミンA誘導体を、もう一方にはプラシーボ(有効成分の入っていない偽薬)を与えました。そして、ふけの中のFel dlタンパク質を測定するため、ネコを毎月洗い、その洗い水の中の残留アレルゲンの量を測定したのです。 8カ月後、どちらのグループのネコからもいかなる種類のタンパク質も測定されなくなりました。ビタミンA誘導体の代わりにプラシーボを与えられたネコも、タンパク質が検出されなくなったことから、研究者たちは、ネコをシャンプーすることが問題解決になると結論づけました。 そうはいっても、シャンプーを非常にいやがるネコもいます。そのような場合は、ネコを動物病院やグルーミングパーラーに連れて行かなければなりません。 その場合、毛づやを損なわせたり皮膚を刺激する化学薬品の入っているものをさけ、強い成分が含まれていない「低刺激性シャンプー」を使ってもらうようにすることです。 自分でシャンプーをする場合は、シャンプー前によく毛をブラッシングしましょう。シャンプー前も最中も、つねにやさしく話しかけながらなでてやり、ペットを落ち着かせることが大切です。また、ネコのフケは粘りけがあり、壁やじゅうたんに何カ月間も残るので、ネコをシャンプーした後には家をくまなく掃除するようにしましょう。 「Dr.トーマスの家庭獣医療相談室」より |
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