Dr.トーマス>ネコのオシッコづまり |
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ネコのオシッコづまりオスのネコを飼っていますが、おしこをするのに苦労しているようです。ときどき、トイレで踏ん張っていますが、何も出てこないようです。 今すぐネコを獣医師の所へ連れて行ってください。これは緊急事態です。ネコ必尿器症候群(FUS)は、膀胱と尿道の炎症で排尿速度が低下したり、あるいはまったく排尿ができなくなることもあります。 放置しておくと、半日から2日で、尿中の老廃物の毒が蓄積して、命を落とすことにもなりかねません。 動物病院にやってくるネコのうち約10%は、命に関わるこの病気に悩まされています。一般には獣医師の手当を迅速に受けることにより、完全に回復することができます。 FUSの症状としては、排尿困難、血尿、頻尿、またはトイレ以外の場所での排尿行為、腹痛(膀胱がはれあがって痛みをともなう)などがあげられます。この病気のネコは食欲が低下し、動作が緩慢になり、吐き気をともなうこともあります。 FUSは石化した結晶が尿中に形成され、泌尿器系を刺激することで起こります。また、結晶が尿道をふさぐことさえあります。オスネコは特につまりやすく、膀胱から尿を排泄することが困難になります。 ネコのトイレが汚かったり不便な所にあると、ネコは排尿を我慢するようになります。また新鮮な水がないと飲料量も減ります。 このようなことにより、尿中の結晶が濃縮されます。また、高ミネラル、高石灰の食事によっても起こります。 尿道が閉鎖されている場合、大至急膀胱を空にしなければなりません。それから、どの治療法が最適であるかを決定します。 病状がどの程度進行しているかにより、輸液療法で脱水状態をなおして血液の化学成分を整えたり、尿中の結晶を取り除いたり、膀胱カテーテルを挿入して入院させることもあるでしょう。場合によっては、外科手術によって尿道を拡張することもあります。 その後はほとんどの場合、低マグネシウムの処方食糧法が取り入れられます。この処方食は、結晶を形成しないように、尿の酸性値を正常に保ちます。 FUSはメスネコでも起こることがありますが、オスネコの方が解剖学的に頻尿が閉鎖されやすくなっているため、オスに多くみられます。 「Dr.トーマスの家庭獣医療相談室」より |
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