Dr.トーマス>犬の関節炎 |
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イヌの関節炎飼っている12歳のメスのジャーマンシェパードは、足と股関節の関節炎をわずらっています。動き回るのに苦労していて、かなり不快感を感じ始めたようです。どうしたらよいでしょうか。 歳をとったイヌは、しばしば関節炎に悩まされます。股関節、腰、肩関節、あるいはひざの関節が炎症を起こすのです。あなたのペットをもっと楽にしてあげるために、さまざまな治療法があります。 関節は一般に、長い時間使わないでいると固くなる傾向がありますから、動き回ってウォームアップすることで少しは楽になります。はれて痛みを伴うほど固くなった関節では、跛行(足を引きずって歩くこと)も認められます。これは、軟骨が退化した結果起こります。 外傷から発展してひびが入ったり。関節が腐食したり、あるいは自己免疫生疾患や単に加齢による廊下から起こる場合などもあります。股関節形成不全、膝蓋脱臼も関節炎を引き起こす原因として多くみられます。獣医師はおそらく、跛行を起こす原因となっている部分を確認するために、レントゲン検査をすることと思います。 あたなのイヌが肥満気味であれば、治療の第一歩はダイエットすることです。それにより、関節に加わる負担を軽減することができるからです。 また、規則的に軽度の運動を続けることもたいせつです。たとえば、短時間の平地を散歩をし、翌日イヌが痛がる様子がなければ、それは適度な運動であるといえます。歳をとったイヌでも運動はとてもたいせつであり、筋力を維持し関節の柔軟さを保つのに役立ちます。しかし、過度の運動はかえって病態を悪化させ、関節の退行を早めることにもなります。 関節炎のイヌにとって、理想的な運動は水泳です。浮力が体重を減少させるため、関節の動きが楽になります。イヌが水の中でも気持ちの良いことを確かめ、注意してみてやりましょう。水泳の後は温水で毛を洗い、外耳炎を防ぐために専用の耳洗浄液と耳乾燥液で耳の掃除をします。 アスピリンやステロイド(副腎皮質ホルモン)などの抗炎症薬は、関節炎の治療法として一般的です。ただし薬の量は人間とは異なるので、投薬前に獣医師と相談する必要があります。使用量を間違えると、吐き気や胃痛、出血性潰瘍、血液凝固不全、あるいは腎臓疾患といった副作用が起こります。 高濃縮の海洋性脂質(魚油)とボラージュ油を食事に混ぜて与えると、関節炎の痛みと炎症に効果があるという研究者もいます。また、ビタミンEは、関節を滑らかにするのに重要な役割を果たします。 タイラノール、アドビル、モートリンといった人間向けの薬は、絶対にペットには与えないでください。これらの薬はペットにとって非常に有害であり、医薬責任者の指示以外に使用するべきではありません。アスピリンやタイラノールを飲むと、ネコが命を落とすことさえありますから、けっして飲ませるべきではありません。 いくつかのタイプの退行性関節疾患では、手術によって痛みを取り除き、機能を増加させて関節の安定性を快復させるのが、非常に有効です。たとえば、人工股関節への置き換え手術も、今日では比較的一般的になってきています。 「Dr.トーマスの家庭獣医療相談室」より |
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