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栄養(イヌ)

ペットショップやマーケットには、たくさんの種類の缶詰やドライフードが売られていて、どれがベストなのか分かりません。イヌには何を食べさせたらよいのでしょうか。

ペットフードは、メーカーによって品質が異なります。まったく同じ成分で同じ量の栄養価が示されている2つのドッグフードが、まったく異なる品質を持つことさえあります。これは、そのフードによって「消化性」が異なるためで、消化管が栄養を吸収する率が違ってくるからです。

メーカーはおおよそのタンパク質の含有量を記載するだけで、ペットの実際の消化・吸収量は表示していません。たとえば、鳥肉や卵は、鳥肉や家畜の副産物(ニワトリの羽や、ウシの皮、ひずめなどをすりつぶしたもの)に比べると、高品質で消化されやすいタンパク質なのです。

ドッグフードを飼うときは、副産物ではなく本物の肉を使っているものを選びましょう。鳥肉、ラム肉、大麦、卵、アシドフィルス菌などを使った製品がよいでしょう。多くのドッグフードには、砂糖や香料、合成着色料、保存量が多く含まれています。特に、セミモイスト型のフードには要注意です。

イヌは、ドライフードを主食にし、少量の缶詰をつけたすことで、ベストな状態が得られます。ドライフードを食べると、缶詰だけを食べているイヌよりも健康で、より丈夫な歯になります。

最高級製品を含めて、すべてのドッグフードは高熱処理され、購入される前に一定期間保存されています。必須脂肪酸のような重要栄養素は、熱処理されたり、光や空気に触れることで破壊されてしまいます。ですから、必須脂肪酸を含んだサプリメントを食事に加えることが必要なのです。

このサプリメントは、高品質で低温処理されたものでなくてはなりません。「必須」といわれているように、この脂肪酸は皮膚や毛を正常に維持するためになくてはならないものです。そして、この脂肪酸は、体内で合成することはできません。脂肪酸のほかにも、海性脂質、プリムローズ油、吸収を助けるレシチンがサプリメントに含まれていなければなりません。

手作りの食事の場合は、必要な栄養を含み、バランスよく配合されるよう、注意を払いましょう。

Dr.トーマスの家庭獣医療相談室」より

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